- 山の鼻ビジターセンターブログ
- 2021.09.27
2021年9月27日—山の鼻ビジターセンターより(尾瀬の紅を探して)
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2021(令和3)年の尾瀬シーズンも、残り僅かになりました。
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■ 天気:曇りのち晴れ
■ 気温:17.1℃(最高気温) 8.6℃(最低気温)
ブログをご覧の皆さん、こんにちは。
9月も下旬に入り、尾瀬ヶ原では草紅葉が始まり。
10月になると周りの木々も紅色や黄色に染まる錦秋の季節を迎えます。
これからは色んな「紅」で日本中が盛り上がる季節ですね。
今日は今の尾瀬にある「紅」を探して歩いてみました。
まずは今見られる草紅葉の景色です。
見事に色付いていて、尾瀬の秋を感じられる景色となっています。
尾瀬を歩いているとウルシ類の紅葉がよく目に入ります。
こちらは林内でひと際紅い葉になっている「ツタウルシ」
よく大木に巻き付いていたりします。
湿原に出ると「ヤマウルシ」の紅が目立ちます。
どちらも一足先に紅葉が始まって真っ赤な葉になり、私たちを楽しませてくれる葉っぱです。
最近、紅葉が始まっているのはレンゲツツジの葉
他のツツジ系の葉も紅葉が始まってきております。
「紅」は葉だけではなく木になった実でも見付ける事が出来ます。
湿原で成っているズミ(小梨)の実。
小鳥たちの食べ物になったりします。
山の鼻ビジターセンター前では二つの紅い実を見付けることが出来ます。
ヒロハツリバナの紅い実
弾けて種が飛び出している実が多くなってきました。
そしてマユミの紅い実
こちらはまだ弾けてないですが、いずれヒロハツリバナの様に弾けて種が飛び出してきます。
皆さんも尾瀬に来られた時は沢山の「紅」を探してみて下さい。
担当:坂上