- 尾瀬沼ビジターセンターブログ
- 2021.08.10
2021年8月10日-尾瀬沼ビジターセンターより(雨の湿原)
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尾瀬への入山にあたってはこちらの注意事項をご確認ください。
また、環境省尾瀬沼ビジターセンターは、基本的な感染予防対策を実施したうえで、一部開館しています。
詳細はこちらをご覧ください。
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■天気:雨
■気温:17.3℃(9時)23.1℃(昨日の最高気温)17.0℃(今日の最低気温)
台風10号から変わった低気圧の影響を受けて尾瀬沼は朝から時折強い雨と風があり、ハイキング中の人が歩きにくそうにしていました。
天候が悪く人が少ないときは、水鳥を近くで見るチャンスです。
じっと動かずに餌を狙うアオサギも風景の一部となっていました。
湿原の花は色とりどりですが、秋の花の代表ともいえるアキノキリンソウが咲き始めました。
さらに、毒草で有名なオクトリカブトも紫の鮮やかな花を咲かせ始めました。
湿原を赤紫や青紫、白や黄色の花が彩り、賑わいを見せていますが、まだ8月の三分の一が過ぎたばかりというのに季節が早く進みすぎているように感じます。
尾瀬沼ビジターセンターでは昨晩も「星空観察会」を開催しました。低気圧の関係で日中は激しい雨が降る時間帯もあったのですが、10名を超える方々が観察会に参加予約をして下さいました。
スライドショーで春や夏の代表的な星座の位置や北極星の探し方などの勉強をして、大江湿原の尾瀬看板まで歩き星を探しました。
雲が多く、星なんか見えないだろうと、あまり期待しないで参加された方もいたと思いますが、雲の合間にベガやアルタイルなど夏を代表する星や天の川の一部も見えて、「星の見方が分かったから、次に尾瀬に来たらまた夜を楽しもうね」と会話している方もいらっしゃいました。
尾瀬沼ビジターセンターでは8月には次の日程で星空観察会を計画しています。
尾瀬においでの時は、星を見ることも楽しみの一つとして考えて計画に入れてはいかがでしょうか。
最後に、体調に不安がある方や、自ら安全確保を行うことが難しい方の尾瀬への入山は控えてください。
くれぐれも冷静な判断をお願いいたします。
尾瀬沼ビジターセンター