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  • 尾瀬沼ビジターセンターブログ
  • 2018.08.08

2018年8月8日-尾瀬沼ビジターセンターより(白尾山、皿伏山の様子)

■天気:雨
■気温:18.2℃(9時) 22.6℃(昨日の最高気温) 15.2℃(今日の最低気温)

今回は、8月7日に霧雨の中富士見峠から白尾山、皿伏山を抜け、尾瀬沼まで歩いてきた様子をお知らせします。

【富士見峠の道標と車道】

スタート地点は、富士見峠です。冨士見小屋は2015年に閉鎖されました。近くにある公衆トイレは使用することができます。
富士見峠にある道標に従い、尾瀬沼方面に向かってください。20分くらいは砂利の車道歩きで、業務車両が入ることもありますので通行にご注意ください。

【白尾山までの登山道】

白尾山までの登山道は比較的なだらかな上りです。途中に小さな湿原もあります。
登山道沿いにはアカモノの実がたくさんありました。
白尾山(2003m)の道標は山頂の少し下にあり、山頂への登山道はありません。

【皿伏山までの登山道】

白尾山を過ぎるといったん下り、少し急な上りで皿伏山となります。
途中登山道が水でえぐれていたり、倒木がところどころにありますので、注意して歩いてください。
皿伏山(1917m)の山頂はオオシラビソやダケカンバの林の中にあります。道標近くには、三角点の石柱やこのコース唯一のベンチがあり、お昼や休憩をとることができます。

【大清水平湿原】

皿伏山から大清水平湿原までは下りで、途中に小さい湿原や小さい沢がいくつもあり、大きくなったミズバショウがたくさんありました。
大清水平湿原には、イワショウブ、ミズギク、キンコウカの花が咲いていました。モウセンゴケも全体的に見ることができました。

【尾瀬沼までの登山道】

大清水平湿原を出ると再びオオシラビソの林内に入ります。登山道は比較的平らですが、幅が広いところがあり迷わないよう赤テープを確認してください。
尾瀬沼へ下りる直前は短いですが少し急な下りとなります。
尾瀬沼南岸歩道にある道標には、富士見峠方面と書かれています。

富士見峠から、白尾山、皿伏山を通って尾瀬沼までの登山道は、赤テープの目印が多くありますので、よく確認しながら歩いてください。
途中にいくつもの湿原がありますので、季節季節の花を楽しむことができます。
今回は霧雨の中だったので途中擦れ違ったのは1人だけでした。普段もそれほど人通りの多い登山道ではありませんので、登山に慣れた方におすすめします。

担当:中馬

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