- 山の鼻ビジターセンターブログ
- 2024.08.23
2024年8月23日-山の鼻ビジターセンターより(戸倉から山ノ鼻間の様子)
============================================================
尾瀬にお出かけの際には、2024(令和6)年シーズンについての確認をお願いします。============================================================
■天気:曇り
■気温:28.2.℃(最高気温)18.4℃(最低気温)
ブログをご覧の皆さん、こんにちは。
今日は雲が多めでしたが、時折晴れ間がのぞく一日となりました。
本日は、戸倉から山ノ鼻間の様子をお伝えします。
【戸倉から鳩待峠の様子】
尾瀬では、自然保護と交通安全のため、交通対策を行っています。
津奈木から鳩待峠までの間は、今年度マイカー及び二輪車(オートバイ)は通行できません。
戸倉地区の尾瀬第一駐車場から、乗合バス・乗合タクシー(有料)にお乗り換えいただき、鳩待峠へ向かいます。
この先山ノ鼻までトイレはありませんので、鳩待峠でトイレを済ませておきましょう。トイレは鳩待峠休憩所の裏にあります。
【鳩待峠から山ノ鼻の様子】
鳩待峠からは、尾瀬ヶ原の入口山ノ鼻まで3.3キロメートルをくだっていきます。
鳩待峠から山ノ鼻までは、木道以外に石が敷き詰められた坂道や、急な階段もあります。
また、雨が降ると大変滑りやすくなりますので、ご注意ください。
【咲いていた花】
木道脇に目を凝らすと、派手ではありませんが、いろいろな種類の花が咲いています。
ミゾソバは、金平糖のような形の、透き通った薄ピンク色の花です。
ノッポロガンクビソウは、ガンクビソウの変種で、北海道の野幌で見つかったのが名前の由来です。
クロバナヒキオコシは、シソ科の植物で、黒花ではなく濃い紫色の小さな花を咲かせます。
サラシナショウマは、白い大きなブラシの様な花を付けます。これからの開花が楽しみです。
【なっていた実】
クマイチゴの実が、赤く熟していました。
トチバニンジンには、稀に赤い実の上半分が黒色を帯びたものがあり、ソウシシヨウニンジンと呼ばれているようです。
日々変わっていく花や季節を感じに、ぜひ尾瀬へお越しください。
尾瀬に訪れる際は、衣服の調整や水分補給など暑さ対策と、また天気の急変に備えてレインウェアを必ず持参してお越しください。
【お知らせ】
◎尾瀬内、特に山ノ鼻周辺で、ツキノワグマの出没が続いています。
山ノ鼻キャンプ場については、利用者の安全を考慮して、本日から当面の間休止となりましたのでお知らせします。
◎昨日、一部閉鎖していた研究見本園閉鎖を解除いたしました。
・クマの活動時間は、研究見本園に限らず遭遇する危険性が高くなりますので16時以降の散策などは
お控えください。ツキノワグマとの共存
◎三条ノ滝園地において、老朽化した展望台の改修工事が始まりました。
・詳細につきましては、三条ノ滝園地通行止めのお知らせ をご参照ください。
◎富士見峠の公衆トイレは、故障のためご利用できません。ご注意ください。
============================================================
☆公衆トイレのご協力金としていただいているチップに、PayPay(電子決済)が使えます。
どうぞご利用ください。
============================================================
【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
山の鼻ビジターセンター窓口にて、ご寄付、募金、協力金等をしていただいた方にオリジナルのバッジ・マグネットを差し上げています。
「第三弾」「尾瀬の人気者シリーズ」なんと12種類!お好みの人気者は見つかりましたか。
尾瀬山の鼻ビジターセンター 川畑