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  • 山の鼻ビジターセンターブログ
  • 2024.08.22

2024年8月22日-山の鼻ビジターセンターより(山ノ鼻周辺の様子)

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尾瀬にお出かけの際には、2024(令和6)年シーズンについての確認をお願いします。============================================================

■天気:曇り
■気温:25.6℃(最高気温)17.1℃(最低気温)

ブログをご覧の皆さん、こんにちは。
今日は曇りの一日でしたが、至仏山は山頂までその姿を見せてくれました。

本日は、山ノ鼻周辺の様子をお伝えします。

【研究見本園の湿原と至仏山】

イワショウブの花がたくさん咲いています。尾瀬ヶ原でも同じようにイワショウブの花をみることができます。

【キアゲハの幼虫】

オオバセンキュウをよく観察すると、現在、キアゲハの幼虫をたくさん見つけることができます。
始め①のように黒っぽい鳥の糞のようですが、脱皮をして②のように変化し、さらに③のような黒と黄緑の縞模様の幼虫になります。

【ミズナラの葉に虫こぶ】

虫こぶは虫えいとも呼ばれ、みなさんの身近な自然の中でも見つけることができます。山ノ鼻で最も見つけやすいのは、このミズナラの葉についた虫こぶです。虫こぶの形にはいろいろなものがあり、その多くはいびつな形をしているのですが、写真のようにミズナラの葉に乗った虫こぶは、イクラまたは宝石のようにも見えます。虫こぶは昆虫が植物内に産卵して、植物が変形したもので、軽く触ったくらいでは取れません。この虫こぶが枯れる頃になると、卵から孵った幼虫が虫こぶから出てきます。その後も虫こぶは住処になったり、食べ物になったりするので、幼虫になってからも虫こぶは重要な物といえます。植物に変わったものが付いていたら、じっくり観察してみてください。

【見つけた花】

ツリガネニンジンは、釣鐘型の花と太い根が朝鮮人参に似ているところから名づけられたそうです。エゾリンドウは湿原に生え、ミズバショウから始まった花のリレーの最終ランナーと言われています。

【研究見本園で木道付け替え工事】

研究見本園の中通りで、木道付け替え工事が始まりました。通行は可能です。複線の片方を付け替える予定だそうです。どうぞお気をつけてご通行ください。

尾瀬に訪れる際は、衣服の調整や水分補給など暑さ対策と、また天気の急変に備えてレインウェアを必ず持参してお越しください。

【お知らせ】
◎昨日、一部閉鎖していた研究見本園閉鎖を解除いたしました。
 ・クマの活動時間は、研究見本園に限らず遭遇する危険性が高くなりますので16時以降の散策などは
  お控えください。ツキノワグマとの共存
◎三条ノ滝園地において、老朽化した展望台の改修工事が始まりました。 
 ・詳細につきましては、三条ノ滝園地通行止めのお知らせ をご参照ください。
◎富士見峠の公衆トイレは、故障のためご利用できません。ご注意ください。

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☆公衆トイレのご協力金としていただいているチップに、PayPay(電子決済)が使えます。
どうぞご利用ください。
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【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】

山の鼻ビジターセンター窓口にて、ご寄付、募金、協力金等をしていただいた方にオリジナルのバッジ・マグネットを差し上げています。
「第三弾」「尾瀬の人気者シリーズ」なんと12種類!お好みの人気者は見つかりましたか。

尾瀬山の鼻ビジターセンター 渡辺

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