- 山の鼻ビジターセンターブログ
- 2023.10.09
2023年10月9日-山の鼻ビジターセンターより(尾瀬ヶ原の様子)
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〇 尾瀬への入山にあたっては2023年シーズンオフ関連情報や「安全登山のススメ」をご確認ください。
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■天気:雨のち曇り
■気温:12.9℃(最高気温)5.2℃(最低気温)
ブログをご覧のみなさま、こんにちは。
本日は、尾瀬ヶ原の様子をお伝えします。
【景鶴山】
尾瀬ヶ原から見える代表的な山の景鶴山です。もともと、登山道がなかったために、密生している笹をかき分けて斜面を這いずるようにして登らねばならなかったそうです。この「這いずる」というものが訛って「へえずる」→「けいずる」と変化し景鶴山となったと伝えられています。
【オゼヌマアザミ(尾瀬沼薊)】
花期は7月下旬から9月下旬ですが、尾瀬ヶ原ではまだ見られる箇所があります。
花脇の針状のものは総苞と呼ばれていて、葉にはトゲがあります。
【アケボノソウ(曙草)】
花期は8月上旬から下旬ですが、現在も赤田代分岐から温泉小屋の間と、研究見本園東側入口付近で見られます。
【ヤマドリゼンマイ(山鳥薇)】
草紅葉の尾瀬ヶ原の中でヤマドリゼンマイの存在感が増しています。
※尾瀬は山岳地帯です。これからの時期は、尾瀬ヶ原が雨でも標高の高いところでは雪になることがあります。降雨や降雪、風により体感温度はぐっと下がります。尾瀬にお越しの際は、天気予報をよく確認し、レインウエアなどの雨対策、手袋や帽子、ネックウォーマー、温かい飲み物などの防寒対策をしてお出かけください。
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☆公衆トイレのご協力金としていただいているチップに、PayPay(電子決済)が使えるようになりました。
どうぞご利用ください。
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【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
ご寄付をいただいた方にオリジナルのバッジ・マグネットを差し上げています。
2023年「第四弾」は尾瀬の秋シリーズです。(尾瀬ヶ原・エゾリンドウ・尾瀬の紅葉)
尾瀬山の鼻ビジターセンター 稲村