- 山の鼻ビジターセンターブログ
- 2023.08.20
2023年8月20日-山の鼻ビジターセンターより(研究見本園と尾瀬ヶ原の様子)
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〇 尾瀬への入山にあたっては「2023(令和5)年尾瀬シーズンについて」や「安全登山のススメ」をご確認ください。
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■天気:晴れのち雨
■気温:30.6℃(最高気温) 14.9℃(最低気温)
ブログをご覧の皆さま、こんにちは。
また尾瀬ヶ原に夏の暑さが戻ってきたこの頃です。午後になると雷が鳴り、雨が降り出す日が続いています。
本日は、研究見本園と尾瀬ヶ原の風景をご紹介します。
【白虹】
昨日降った雨のせいか、今朝の尾瀬は朝靄がいっぱいでした。
早朝には、見本園の池塘の上に至仏山をバックに大きな白虹がかかりました。
【朝露とクモの巣】
早起きをして散歩をするとこのような風景に出会えます。クモの巣がキラキラと輝いていました。
【アブラガヤ】
草紅葉の一役を担うアブラガヤが、朝霧をバックにしっとりと濡れていました。
【アブラガヤとアキノキリンソウ】
こちらのアブラガヤは、青空に向かって赤茶色の穂をなびかせていました。アキノキリンソウと一緒の風景は、秋の訪れが近いことをうかがわせます。
【ヒツジグサ】
ヒツジグサの花がまだたくさん咲いています。葉は、赤く色付いてきました。
泥炭が池塘の底から剥がれ浮いていました。(自然現象)
【燧ヶ岳と池塘】
池塘に青空と入道雲が映っていました。青空と入道雲は夏の装い、湿原の色付きは秋の装いです。
午前中の青空が午後には雷雨となり、このところ連日荒天となりますので注意して下さい。
・朝夕のクマの活動時間は遭遇する危険性が高くなりますので、16時以降の散策などは十分に注意してください。
・尾瀬は山岳地帯ですので、天気の急変や、雨により急に気温が下がることがあります。レインウエア、防寒着を持参し、気温に合わせて調節することをお勧めします。また、日中は日焼け対策をしたり、水分を十分に取ったり、熱中症対策もしましょう。
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どうぞご利用ください。
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【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
ご寄付をいただいた方にオリジナルのバッジ・マグネットを差し上げています。
2023年「第三弾」は尾瀬の人気者シリーズです。(イトトンボ・アサギマダラ・ミヤマカラスアゲハ・ヤマネ・オコジョ・カケス・オオジシギ・ホウアカ・ノビタキ・歩荷さん)
尾瀬山の鼻ビジターセンター 笹原