- 山の鼻ビジターセンターブログ
- 2022.10.07
2022年10月7日ー山の鼻ビジターセンターより(アヤメ平~八木沢道の様子)
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尾瀬への入山にあたっては「安全登山のススメ」をご確認ください。
2022年(令和4年)シーズンの各施設の営業予定についてはこちらのページをご参照ください。
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■ 天気:雨
■ 気温:7.5℃(最高気温) 0.0℃(最低気温)
昨日の午後に至仏山、燧ヶ岳、会津駒ヶ岳に初冠雪が見られました。早朝の曇り空は雨模様となり、午後には霙(みぞれ)が降り寒い1日でした。
昨日巡回したアヤメ平~八木沢道の様子をお伝えします。
鳩待峠から登りはじめ樹林帯を抜けると横田代が広がっています。来た道を振り返ると至仏山が見えます。
中原山の頂上(1968m)を過ぎるとアヤメ平はもうすぐ。草紅葉の最盛期を迎え、池溏越しに見える燧ヶ岳、至仏山、日光の山々など、すばらしい景色が広がっています。ここアヤメ平で50年以上続く植生回復事業により少しずつ湿原が改善してきました。
アヤメ平を過ぎると見えてくる南東斜面が、パッチ上に美しく色付いています。
富士見峠のトイレは太陽光パネルによる発電でまかなわれています。
解体中の富士見小屋前を通過し八木沢道へ入ります。
【解体中の富士見小屋】
ここは木道のない自然登山道で比較的歩きやすいルートです。見晴までの距離は5.7km、竜宮に向かう長沢新道よりは1.5km長いものの、特に険しい場所もなく高低差480mをのんびり下ることができます。八木沢による浸食で登山道の一部が崩落し道幅が狭くなっている箇所があるため、注意して通行しましょう。
【八木沢道の自然登山道】
【八木沢沿いの崩落箇所】
尾瀬ヶ原では低木ヤチヤナギの葉も紅葉し草紅葉の真っ盛り。いつの間にか冷たい雨はみぞれに変わっていました。
【尾瀬ヶ原の草紅葉と霙】
尾瀬へお越しの際は、どうぞ防寒対策を忘れずに。
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【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
200円以上のご寄付を頂いた方に缶バッチを差し上げています。
2022年第五弾 「尾瀬の秋」シリーズ
【配布期間:無くなり次第終了】
尾瀬山の鼻ビジターセンター 田原