- 山の鼻ビジターセンターブログ
- 2021.06.16
2021年6月16日—山の鼻ビジターセンターより(鳩待峠~山ノ鼻間の様子)
===================================================================
尾瀬への入山にあたってはこちらの注意事項をご確認ください。
尾瀬ではまだ営業を開始していない施設や閉鎖している施設があります。
お出かけの際には各施設の営業予定や閉鎖予定の確認をお願い致します。
====================================================================
■ 天気:晴れ
■ 気温:22.9℃(最高気温) 8.0℃(最低気温)
皆さんこんにちは、いつもブログを見て頂いてありがとうございます。
梅雨の晴れ間、今朝爽やかな林内を鳩待~山ノ鼻間を通ってきましたので、その様子を紹介したいと思います。
鳩待峠 尾瀬ヶ原の入り口
今朝は梅雨の晴れ間で、爽やかな風が吹いていました。
サンカヨウ(山荷葉)
鳩待峠から少し下がった所で咲いていました、この花は開花期間が短く標高の低いところは散りました。
ブナの大木
鳩待峠周辺はブナ・ダケカンバなど広葉樹の大木が見られます、北側には苔が多く付きます。
登山道(木道)
林内の登山道には木道が敷設されています、木道は雨で濡れると滑りやすいので、滑り止めにしっかり足をかけたり小股で歩くなど転倒に注意して下さい。(尾瀬の木道は右側通行でお願いします)
マイズルソウ(舞鶴草)
朝露で濡れた植物は瑞々しく、小さい花が可愛らしい。
ミズキ(水木)
もう少しで開花です、小さな細かい白い花が群がって咲き、林内で多く見られます。
タケシマラン(竹縞欄)
竹の節みたいの茎で、葉の裏側の付け根にぶら下がって花が咲きます、開花はもう少しですが、葉の裏側なので上方からですと見つけずらいと思います。
ミヤマカラマツ(深山唐松)
これから林内で多く見られます、同じ仲間でモミジカラマツがあり、白い細かい花が目立ちます。
マタタビ
つる性木本で葉は約半分位白くなり目立つ、もう少しで白い花が開花となります。
トリガタハンショウヅル(鳥形半鐘蔓)
つる性の植物、もう少しで白い花が開花となります。
山ノ鼻地区
尾瀬ヶ原の入り口山ノ鼻地区、先に見える建物は山の鼻ビジターセンターです、お越しの際は立ち寄って尾瀬(尾瀬ヶ原の湿原や植物等の開花状況等)情報を確認して下さい。
今朝の尾瀬は爽やかな快晴でしたが、天気予報は当たり昼頃から曇りはじめ、雨が降ったり止んだり時々カミナリが鳴り、やはり梅雨時期です、尾瀬にお越しの際は雨具等支度をしっかり整えて来山下さい。
担当:笹原