- 山の鼻ビジターセンターブログ, 今日の尾瀬
- 2020.08.30
2020年8月30日ー山の鼻ビジターセンターより(今日は尾瀬の日)
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尾瀬への入山にあたってはこちらの注意事項をご確認ください。
また、山の鼻ビジターセンターは基本的な感染予防対策を実施したうえで、一部開館しています。
詳細はこちらをご覧ください。
研究見本園周辺でツキノワグマの目撃が多発しているため、当面の間研究見本園への立ち入り封鎖を行っております。
研究見本園入り口に封鎖情報を掲示しておりますので、付近に立ち寄られる際はご注意ください。
なお夕方4時から翌朝7時頃まではツキノワグマの行動が活発になります。特にご注意ください。
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■ 天気:曇りのち晴れ
■ 気温:28.1℃(最高気温) 16.2℃(最低気温)
みなさん!今日はなんと、尾瀬国立公園が誕生して、
13年目を迎えました!
そう!「尾瀬の日」です!
「今朝の尾瀬ヶ原は霧がかかって幻想的でした」
尾瀬国立公園はもともと「日光国立公園」の
「尾瀬地域」だったのですが、日本で初めて
分離・独立し、「尾瀬国立公園」となりました。
その時、新たに会津駒ケ岳や田代山・帝釈山も編入され、
面積は約37200haとなりました。
「木道は全体で約65㎞敷かれています」
昭和31年に「尾瀬ブーム」が起き、
登山者が爆発的に増えたため、湿原が荒廃してしてしまった場所もありますが、
植生復元など関係者の努力もあり、現在では本当に美しい自然が
ため息の出るような景色を創り出してくれています。
「家にはられると厄介なクモの巣も自然の中ではアートになります」
野生動物や昆虫や植物など、ここにある自然を
後世にも伝えられるように尾瀬国立公園にはこんなスローガンがあります。
みんなの尾瀬を
みんなで守り
みんなで楽しむ
尾瀬国立公園に訪れたみなさんがこのスローガンを実践し、
自然を考える機会を持っていただけるよう、
私たちも努力してまいります。
「尾瀬の日なんて露知らず、スゲの種子や昆虫を食べるカルガモの親子」
担当:萩原