草紅葉と紅葉(冬直前に見せる錦秋の装い)

解説

 尾瀬の夏は短く、8月下旬にもなると湿原には初秋の気配が漂います。

 生命力あふれていた夏の湿原は、いくぶん水気が抜け、風が葉の擦れる乾いた音を立てます。

 こんな季節の変化は日を追うごとに大きくなり、9月下旬には湿原全体が見事な草紅葉となります。

 草紅葉は湿原の植物が紅葉し、様々な色が混じり合い、日差しによっても濃淡が変わるので、同じ道でも時間や進む方向を変えると、また違った印象となります。尾瀬ヶ原や尾瀬沼を取り囲む山々の紅葉は、草紅葉より10日ほど遅れて見頃を迎えます。

■上田代の草紅葉と紅葉した至仏山

◆動画による紹介(クリックすると表示されます)