ニホンカモシカ

 シカ(シカ科)という名前がありますが、ウシの仲間(ウシ科)です。縄張りを持ち、単独で行動します。主に森林内の植物の葉を食べ、冬には冬芽や枝先の樹皮なども食べています。楕円形の糞をしますが、シカの場合、歩きながら糞をするのに対して、カモシカは立ち止まって糞をするために糞の塊ができます。
日本には、九州、四国、本州の低山から高山に生息しています。特別天然記念物に指定されています。
足先から頭までの長さが70~85cm、体重が30~45kg位あり、ニホンジカに比べるとずんぐりした体型をしています。