鳩待峠

 鳩待峠の名前の由来は2つあります。1つは昔、八幡太郎源ノ義家がこの地を訪れ、ここ鳩待峠を越えるとき、鳩を放って吉凶を占ったということから「鳩待峠」の名がついたという言い伝えです。もう1つは村人が冬の間、炭焼きや木出しのため、山中に小屋を作って寝泊まりをしており、春になって山々の雪が溶け始め、キジバトが鳴きだすと、山仕事を切り上げ、山を下りていたそうです。そのため、「鳩待峠」と呼ばれるようになったそうです。