三条の滝

 尾瀬ヶ原の一番東側にある見晴から北に向かい、赤田代をぬけ、平滑ノ滝の先にある只見川の大きな滝です。尾瀬沼に降った雨は沼尻川となって尾瀬ヶ原に流れ、尾瀬ヶ原の水を集めて只見川となり日本海に流れていきます。つまり、尾瀬全体の水がこの滝を下ることになり、雪融けの頃などは大量の水が滝となり、勇壮な姿を見せます。
三十丈ノ滝が訛ったとも、渇水時に三筋に分かれて落下するからだとも言われています。