秘話 その1
「山小屋だから、困っている人を助けたい」 ※2015年4月時点の情報です
代々続く山小屋を受け継ぎ守る。 4代目となった山の鼻小屋のご主人・萩原照夫さんに話を伺いました。
山の鼻小屋
萩原 照夫 Teruo Hagiwara
山小屋を受け継ぎ守る
尾瀬ヶ原の入口に建つ「山の鼻小屋」
ふと立ち寄りたくなる休憩スペース
皇太子殿下が泊まられた小屋
皇太子が使われた陶磁器
御行啓のようす
玄関に飾られた小屋の看板
山小屋が提供するあたたかな時間
「お客さまとの家族付き合いを大切にしている」 と話す照夫さん 萩原さんが山の鼻小屋をきりもりするようになって、今年で18年目。当初は大変だった小屋仕事にも余裕ができるようになり、最近では仕事や来訪者への接し方に変化が出てきたという。 「この小屋を訪れてくれるお客さまへ尽くすことはもちろんだけど、尾瀬にある山小屋として、困っている人を助けてあげたい気持ちが強くなった」と語る。小屋を営業するかたわら、山ノ鼻地区での傷病や救助を行ってきた優しさがにじみ出た話だった。 「写真撮影をされる方は朝夕の時間が貴重だから、食事やお風呂の時間をずらしています。たとえ遅い食事でも、地元の食材を使った、温かい料理を提供しているんだ。個人の山小屋は顔ぶれが変わらないから、お客さまとの家族付き合いができるし、親しくなった方が今年も立ち寄ってくれるのを楽しみにしている」そう話す萩原さんからは、小屋のゆったりとしたあたたかさが感じられた。山の鼻小屋 データ
問い合わせ先 : 090-8397-2306
Website : 尾瀬の最新情報 山の鼻小屋のホームページ