私は何人目の来訪者?(登山口に置かれている不思議な機械の役割 - 入山者数カウントセンサー)

解説

 環境省は平成元年から尾瀬の入山者数を計測しています。

 入山者が最も多かったのは平成8年で約64万人の人が訪れました。

 しかし平成10年以降は減少傾向をたどり、最近では30万人台を推移しています。

 入山者数は各登山口に設置されたカウントセンサーで集計したものです。

 この結果から各登山口の入山・下山の人数が分かり、尾瀬を利用する登山者の行動を把握することができます。

■鳩待峠登山口に設置された「入山者数カウントセンサー」。右側を通過しよう

 現在は鳩待峠を利用する人が最も多く全体の約6割です。

 またミズバショウやニッコウキスゲが満開となる時期の週末に利用が集中しており、この他の日との利用状況の格差が目立っています。

 こうした情報を事前に知っていただき、混雑を避けて尾瀬本来の魅力を味わっていただければと考えています。

◆ 動画による紹介(クリックすると表示されます)