清流の植物(川の中に何がいるかのぞいてみよう) - スギナモ
- 時期 : 7月~9月
- 場所 : 川沿い(上ノ大堀川橋)
- 観察や学習の対象 : 植物,
- 学習の目的や育てたい能力 : 観察,
解説
上ノ大堀川橋から川をのぞき込んでみると、スギナモという水草が生えていて、ゆるやかな川の流れに揺られているのを見ることができます。
スギナモは北日本の池沼に生育する水草で、細かい葉が輪生した多数の茎が束となり、房状になって川面を覆うほどの大きさになります。
■上ノ大堀川で見られるスギナモ
8月には茎の先端が水面から出てきて、突き出す独特の姿になります。
水草は水の温度や流れの速さ、きれいさや水質などに敏感な植物で、環境の変化によって種類が変わってしまいます。
水質のバロメーターともいえる水草は、日頃から気をつけて見ていきたい植物です。
■8月になると茎の先端が水上へとあらわれる