よくあるご質問
尾瀬に関するよくある質問を掲載しています。この他のお問い合わせは「問合せフォーム」または、電話にて承ります。
分類 | 内容 |
---|---|
尾瀬に行く | 尾瀬へのアクセス、入山口についてお答えしています。 |
尾瀬に入山する | 尾瀬に入山する際の疑問にお答えしています。 |
尾瀬入山時の服装 | 尾瀬に入山する際の服装、装備についてお答えしています。 |
尾瀬の気候 | 尾瀬の気温や天気についてお答えしています。 |
尾瀬を歩く | 木道を歩く際の注意点、怪我をした際の対応などについてお答えしています。 |
尾瀬に泊まる | 尾瀬の山小屋に泊まる際の疑問にお答えしています。 |
尾瀬内の施設 | トイレや休憩所などについてお答えしています。 |
その他 | その他、尾瀬に関する疑問にお答えしています。 |
尾瀬に行く
Q.尾瀬に行く方法を教えてください(自家用車、公共交通機関)
こちらでご紹介しています。
Q.駐車場が混雑して停められないことはありますか?
5月下旬(ミズバショウのシーズン)、7月中旬(ニッコウキスゲのシーズン)、9月下旬(草紅葉のシーズン)は駐車場が混み合う場合もありますが、どの駐車場にも停められないことは大変稀です。希望する場所に駐車できない場合はありますので、ゆとりを持ったプランで尾瀬にいらしてください。
駐車場についてはこちらをご覧ください。
Q.尾瀬の入山口はどこにありますか?
入山口は以下のとおりです。
群馬県片品村:鳩待峠、大清水、富士見下
福島県檜枝岐村:沼山峠、御池、滝沢(会津駒ヶ岳)、馬坂峠・猿倉(帝釈山・田代山)、小沢平
Q.交通規制はありますか?
Q.ミズバショウ、ニッコウキスゲ、紅葉の見ごろはいつですか?
年によって若干の違いがありますが、例年の見ごろは、ミズバショウが5月下旬~6月上旬、ニッコウキスゲが7月中旬~下旬、紅葉が9月中旬~10月上旬です。この頃の土日は混雑する場合があります。
この他、尾瀬はさまざまな魅力がある場所です。2回、3回と訪れる中で、尾瀬のさまざまな表情をお楽しみください。
→ 尾瀬の見どころ
尾瀬に入山する
Q.体力に自信がないのですが大丈夫ですか?
鳩待峠や沼山峠のような初級者向けの登山口もあります。ご自身の体力にあった無理のない登山計画を立ててください。
Q.日帰りはできますか?
日帰りもできますが、入下山に時間がかかるため、尾瀬の中で過ごせる時間が少なくなってしまいます。尾瀬周辺に1泊してから入山するか、尾瀬内に宿泊するとゆっくり尾瀬を楽しめます。朝夕の尾瀬は、昼とは別の美しさを見せてくれます。
Q.ペットは連れて行けますか?
動植物に対する影響が懸念されますのでご遠慮いただいています。
Q.子供連れで危険な所はありますか?
木道が整備されている箇所では危険は少ないと思いますが、一部の木道は高架式になっており、足を踏み外したりすると転落する恐れもありますので、十分な注意が必要です。また、至仏山などの山岳地帯では急な斜面もありますので、より一層注意が必要になります。
尾瀬入山時の服装
Q.スニーカーでも歩けますか?
尾瀬は多くの場所で木道が整備されていますので、スニーカーで歩けないことはありませんが、濡れた木道は滑りやすく大変危険です。また、木道が整備されていない場所もありますので、靴底のグリップ力が高い「トレッキングシューズ」などでお越しいただくことをお勧めします。
Q.入山口で靴を借りることはできますか?
一部の休憩所では靴の販売をしていますが、尾瀬は山岳地帯ですので、事前に山登りができる靴をご準備ください。
Q.夏でも防寒具は必要ですか?
朝夕は気温が下がり、日中との寒暖差があります。温度調節のため、薄手のダウンジャケットやフリースなど防寒具のご準備をお勧めします。
Q.晴れの予報でも雨具は持っていくべきですか?
山の天気は変わりやすいため、天気予報が「晴れ」であっても尾瀬は天気が悪いこともあります。雨具を持たずに雨に濡れると体温が急激に奪われてしまうことがあります。また、簡易なカッパでは風が吹くと雨が吹き込んでしまうことがあるため、上下別のレインウェアのご準備をお勧めします。
尾瀬の気候
Q.尾瀬の気温はどれくらいですか?
各月の平均気温は以下のとおりです。
5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 |
---|---|---|---|---|---|
10.2℃ | 14.6℃ | 17.6℃ | 19.4℃ | 15.3℃ | 8.6℃ |
Q.雨はよく降りますか?
尾瀬は亜寒帯湿潤気候に属し、冬は大量の降雪があり、それ以外の季節には平均的な降雨があります。尾瀬は山岳地帯ですので天候が変わりやすく、雨具は必需品です。
Q.尾瀬の天気を知るにはどうしたらよいですか?
インターネットなどの天気予報では、群馬県片品村、福島県檜枝岐村、新潟県魚沼市の天気が主に掲載されていますが、あくまで麓の天気予報であることに注意が必要です。
尾瀬を歩く
Q.雷の音が聞こえた場合はどうしたらよいですか?
雷雲が通過する時間は比較的短いものです。雷の音が聞こえた際は、山の上にいる場合は早めに下山し、広い湿原にいる際には、近くの山小屋や休憩所、森林内に避難することをお勧めします(孤立した樹木の下に避難することは逆に危険ですのでやめましょう)。
Q.仲間とはぐれたらどうしたらよいですか?
まずは電話が通じるか確認してください。電話が通じない場合、最寄りのビジターセンターや山小屋にご相談ください。尾瀬ではほとんどの場所で携帯が通じません。あらかじめ1日のコースをメンバー間で確認し、どこで待ち合わせるか確認しておくことが大切です。
Q.登山道以外は歩いてはいけないのですか?
登山道以外は歩いてはいけません。特に湿原は脆弱ですので、自然を守るために湿原には決して踏み込まないでください。カメラの三脚やご自身の荷物なども例外ではありません。
Q.クマは出ますか?
尾瀬はツキノワグマの生息地です。直近のクマ情報は「ツキノワグマとの共存」をご覧ください。また最近のツキノワグマ目撃情報はビジターセンターで確認することができます。尾瀬内でツキノワグマを目撃した場合には、重要な情報となりますので、ビジターセンターまでお知らせください。
Q.落ち葉を拾ってはいけないのですか?
拾ってはいけません。尾瀬では植物の摘み取りはもちろんのこと、落ち葉を持ち帰ること、折れた木を杖替わりにすることもできません。みんなの尾瀬ですので、みんなで自然保護に協力しましょう。
Q.植物や虫を採ってはいけないのですか?
採ってはいけません。尾瀬では動植物を採取することは禁止されています。また、上記のとおり、落ち葉なども拾ってはいけません。
Q.気分が悪くなったり、怪我をした場合はどうすればよいですか?
携帯電話が通じる場合は、直接「119」にご連絡いただいて構いません。携帯電話が通じない場合は、最寄りのビジターセンターや山小屋にご連絡ください。尾瀬に病院はありませんので、違和感等を感じたら無理をせず、予定を中断して下山することも必要です。
尾瀬に泊まる
Q.尾瀬内で泊まれる場所は?
尾瀬には、多くの山小屋と3箇所にキャンプ場があります。尾瀬の山小屋は予約制ですので、あらかじめご予約をお願いします。また、尾瀬沼キャンプ場は予約制ですので、あらかじめご予約をお願いします。
Q.山小屋には何時頃までに到着するとよいですか?
山小屋への到着は、入浴や夕食に間に合うよう余裕を持った計画をお願いします。また、尾瀬のような山岳地帯では午後は天候が急変する場合がありますので、早出早着の行動を心がけてください。
Q.山小屋に風呂はありますか?
あります。入浴時間は決められていますので、事前に山小屋に確認をお願いします。到着が遅くなると入浴が難しい場合もあります。
Q.山小屋に個室はありますか?
個室対応の山小屋もありますが、混雑状況により個室が用意できないこともありますので、山小屋に直接ご確認ください。
Q.山小屋で翌日のお昼ご飯を作ってもらうことはできますか?
宿泊時、受付で翌日のお弁当について確認があります。念のため、予約の際に確認してください。
尾瀬の施設
Q.売店はありますか?
あります。軽食だけでなく、お土産類も販売しています。
Q.食事ができるお店はありますか?
一部の山小屋や休憩所で食事(そばやうどんなどの軽食が中心)をすることができますが、営業時間には注意が必要です。行動中も口にすることのできる食料(行動食)も用意することをお勧めします。
Q.トイレはありますか?
山小屋、休憩所がある地区にはチップ制の公衆トイレがあります(1回100円)。
Q.キャンプ場はありますか?
山ノ鼻、見晴、尾瀬沼の3地区にキャンプ場があります。ただし、尾瀬沼は事前予約が必要ですので、管理者にお問い合わせください。
→連絡先はこちら
Q.水場はありますか?
山小屋周辺には水場がありますが、一部湧き水(消毒はされていない)を利用している場所もあります。どこで水を汲むことができるかは、山小屋に確認いただくと安心です。
Q.診療所はありますか?
ありません。装備・計画に余裕を持つとともに当日の健康状態を確認の上、入山してください。また、ご自身で簡単な救急セットをご持参されることをお勧めします。
Q.携帯電話は通じますか?
入山口周辺(馬坂峠、猿倉、小沢平を除く)及び山小屋、ビジターセンター周辺で通じますが、一部キャリアは利用できません。尾瀬山の鼻ビジターセンターなどでは衛星式の公衆電話が設置されています。
Q.バーナー(火器)は使えますか?
山小屋や休憩所、ビジターセンターなどから一定程度離れた場所であれば使うことができますが、ベンチなどを長時間占領することのないように譲り合ってご利用をお願いします。また、調理後の残飯、残り汁などはその場に捨てられません。必ずご自宅までお持ち帰りをお願いします。
Q.ビジターセンターに電話をかけることはできますか?
尾瀬沼ビジターセンター TEL:090-8137-6006(7:30-16:00)
山の鼻ビジターセンター TEL:070-8708-2752(9:00-16:00)
※お電話はつながりにくいことがあります。
Q.尾瀬に落とし物(忘れ物)をしてしまったのですが・・・
最寄りの警察署にご相談してください。また、近隣の山小屋やビジターセンターに届けられている場合もあります。
●群馬県側 沼田警察署 0278-22-0110
●福島県側 南会津警察署 0241-62-1140
ビジターセンターに届いている場合は、落とし物の具体的な内容、落としたと思われる日と場所などを、ビジターセンターまでお知らせいただけば、調べることができます。また、山小屋に届いている場合もありますので、あわせて山小屋への確認をお勧めします。
その他
Q.尾瀬でドローン(無人航空機)を飛行させることはできますか?
尾瀬国立公園内におけるドローンの使用について(環境省HP中段)