一覧

寄付のお願い
友の会入会案内

尾瀬沼ビジターセンターブログ 一覧
news & topics

寄付のお願い
友の会入会案内
  • 尾瀬沼ビジターセンターブログ
  • 2026.09.11

2026年9月11日-尾瀬沼ビジターセンターより(秋近づく燧ヶ岳)

====================================================================

お出かけの際には、尾瀬保護財団HPの2026(令和8)年シーズンについて | 尾瀬保護財団をご確認お願いします。

====================================================================

■天気:雨
■気温:15.2℃(9時)15.7℃(昨日の最高気温)13.5℃(今日の最低気温)

ブログをご覧のみなさま、こんにちは。

雨の続く尾瀬沼周辺ですが、土日を前にして、登山者も増え、ビジターセンター周辺は少しずつにぎわいを見せています。

【今日の大江湿原】

降り続く雨で、背景は白く煙り、湿原の中で三本カラマツがはっきりと目立ちます。また、背景の白さが、ゆっくりと進む草紅葉の様子を鮮明に見せてくれます。

【濃い紫色と淡い紫色】

左は大江湿原でよく見かけるオクトリカブト。右は少し色合いの異なるジョウシュウトリカブト。尾瀬沼と見晴の道中を流れるイヨドマリ沢周辺で局地的に花が見られました。

さて、昨日は燧ヶ岳の巡回を行ってきましたので、そのときの様子をお伝えします。

【草紅葉の様子】

熊沢田代

大江湿原と比べて、少しだけ黄色みが強いようにも感じられました。

【実りの秋】

オオバスノキ
コケモモ

燧ヶ岳ではゆっくりと秋が近づき、山頂付近ではツツジの仲間が実をつけている様子が見られました。本格的な紅葉はもう少し先ですが、オオカメノキやナナカマドでは、葉が一部赤く染まっているものも見られました。

【誰の食べ跡?】

畳半畳ほどの広さに広げられた松ぼっくり。こちらは2週間ほど前にホシガラスがハイマツの松ぼっくりを食べ散らかした後です。一見、ハイマツからすると手痛いダメージのようにも思えますが、ハイマツの松ぼっくりは、成熟しても松かさが開かず、種子も翼を持たないため、風による種子散布には適していません。そこでホシガラスが松ぼっくりをこじ開け、種子を取り出し運ぶことで、種子が親個体から離れた場所へ散布される可能性が高まります。また、ホシガラスは一度に種子を食べるわけではなく、一部の種子を地面や岩の隙間などに隠す、「貯食」と呼ばれる行動をします。このとき、隠されたものの一部が回収されることなく、発芽・定着することで、ハイマツは次代に命をつないでいきます。

【伏状更新】

ホシガラスによる種子散布の他にも、ハイマツは仲間を増やす方法を持っています。燧ヶ岳山頂付近は積雪量が多く、ハイマツはすっぽり雪に埋もれます。ハイマツの枝はしなやかに曲がり、積雪に適応します。このとき、曲がった枝が地面に接すると、接地した部分から根を伸ばし、そこから新たな株を形成することがあります。このような増え方を「伏状更新」といいます。

【登山道の様子】

長英新道の様子
見晴新道の様子

燧ヶ岳の登山道は長英新道、見晴新道、御池登山道のいずれも本格的な登山道となっています。特に降雨時はぬかるみ、滑りやすい箇所が発生しますので、十分お気をつけてご通行ください。また、泥はね対策にスパッツの着用をおすすめします。また、山頂付近は風を遮るものがなく、寒さを感じます。これからの季節、防寒着や手袋をお持ちになって登山に臨みましょう。

その他、燧ヶ岳の登山道の様子はこちらの尾瀬情報<2026年9月10日ー燧ヶ岳の様子>をご覧ください。

【お知らせ】

尾瀬沼地区宿泊者の方々にお楽しみいただけるよう、金・土・祝前日に夜のイベントを開催しております。詳しくはこちらの【尾瀬沼ビジターセンター9月の夜のイベント情報】ご覧ください。

また、9月25日(金)の19時より見晴地区にて「夜のイベント」~見晴ナイトハイク~を開催予定です。見晴地区にお泊りの際にはぜひご参加ください。詳しくは 2026年見晴地区でおこなう夜のイベントのお知らせ(9月) をご覧ください。

さらに、尾瀬沼ビジターセンターでは、9月の五連休に合わせて「シルバーウィーク特別企画」を実施します。歩荷さんのトークショーや山小屋スタッフさんからのお話、特別テーマのスライドショーなど、楽しい企画が満載です。尾瀬沼地区にお泊まり予定の方はぜひご参加下さい。詳しくは【尾瀬沼ビジターセンターのイベント情報】(シルバーウィーク特別企画)をご覧下さい。

※荒天時等はイベント内容の変更や中止となる場合があります。ご了承ください。

尾瀬沼へ至る登山道は、一部破損した木道などが見られます。特に濡れた木道は滑ることがありますので、お越しの際は、足元をよくご確認いただき、スリップによる転倒などに十分注意をお願いします。

【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
ご寄付をいただいた方にオリジナルのバッジを差し上げています。
2026年「第四弾」は、尾瀬沼の盛夏シリーズです。

尾瀬沼ビジターセンター

  • 尾瀬公式 Instagram
フッター山画像 フッター山画像 PAGE TOP