- 尾瀬沼ビジターセンターブログ
- 2026.08.20
2026年8月20日-尾瀬沼ビジターセンターより(秋隣)
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お出かけの際には、尾瀬保護財団HPの2026(令和8)年シーズンについて | 尾瀬保護財団をご確認お願いします。
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■天気:曇り時々晴れ
■気温:20.4℃(9時)23.0℃(昨日の最高気温)15.6℃(今日の最低気温)
ブログをご覧のみなさま、こんにちは。
本日の尾瀬沼上空は雲が多めですが、時折、雲間から太陽の光が差し込み、湿原を歩いていると汗ばんできます。湿原を吹き抜けていく風は軽やかで、秋の空気を連れてきてくれているような感じがします。
【オクトリカブト】

大江湿原では、オクトリカブトの青紫色が目立つようになってきました。オクトリカブトは、尾瀬の晩夏から初秋を彩る代表的な花です。本日のブログのタイトルは「秋隣」としました。夏が終わろうとし、すぐ隣に秋が来ていると感じる時期や、その気配を指す言葉です。俳句では、晩夏の季語として使われるそうです。若草色から黄金色へと少しずつ色づいていく湿原とともに、オクトリカブトは夏から秋へと季節を跨いでいきます。
【イワショウブ】

現在、大江湿原で見頃を迎えているのは、イワショウブです。三本カラマツや小淵沢田代分岐付近の湿原には、イワショウブの白い点描が広がっています。例年、6月中旬頃から見頃を迎えるワタスゲの果穂を彷彿とさせるような、幻想的な風景を楽しむことができます。
【オヤマリンドウ】

ビジターセンター周辺や、沼山峠から大江湿原へ至る登山道沿いでは、オヤマリンドウが見頃を迎えつつあります。オヤマリンドウによく似た、尾瀬の花の最終ランナー「エゾリンドウ」の開花はまだもう少し先になりそうですが、早く会いたい!という気持ちと、咲いてしまったら尾瀬の花のシーズンが終わってしまう!という複雑な気持ちでいっぱいです。
【ハンゴンソウ】

ビジターセンター周辺では、ハンゴンソウを楽しむことができます。ハンゴンソウは、「反魂草」「返魂草」と書き、花の名前の由来は、死にかけた人がハンゴンソウの薬を飲んで生き返り、魂が戻ってきたという説や、葉の形が死んだ人を呼び戻すために手招きをしているようにみえたという説や、お盆の時期に見頃を迎えるという説など、いろんな言い伝えのある花のようです。
【ゴゼンタチバナの実】

6月上旬頃、林内の登山道沿いを彩っていたゴゼンタチバナが、早くも赤い実をつけていました。現在、青々としている葉も、いずれ赤紫色へと紅葉していきます。
【オオバンの幼鳥】

一昨日のブログ(2026年8月18日-尾瀬沼ビジターセンターより(ひこうき雲))にて、オオバンの親子についてご紹介しましたが、今日も展望デッキより観察していたところ、ねぐらにしている水草から飛び出し、幼鳥がたった一羽で一生懸命何かをついばんでいました。今日は、いつも幼鳥に付き添っている親鳥の姿を確認することができませんでした。頭の赤みがなくなって、見た目が変わっていくとともに、少しずつ自立の準備をしているのかもしれません。
【ニッコウキスゲの種】

7月中旬頃、大江湿原を賑わせていたニッコウキスゲは実となり、その実がはじけて、黒い種があらわになっていました。また来年もニッコウキスゲと出会えることと、いつの日か、黄色い絨毯のような風景が広がることを願っています。
3日後には、二十四節気の「処暑」を迎えます。「処暑」は、厳しい暑さが峠を越し、少しずつ涼しい風を感じられるようになり、朝夕が過ごしやすくなるとされています。ブログをご覧のみなさんがお住まいの地域では、まだまだ暑い日が続いていると思いますが、秋の気配を感じにぜひ尾瀬沼へお越し下さい。
【お知らせ】
尾瀬沼地区宿泊者の方々にお楽しみいただけるよう、金・土・祝前日に開催される夜のイベントの開始時刻を8月はふだんの19時から19時30分へと変更しております。詳しくはこちらの【尾瀬沼ビジターセンター8月の夜のイベント情報】をご覧ください。
また、8月21日(金)19時より見晴地区にて「夜のイベント」~見晴ナイトハイク~を開催予定です。見晴地区にお泊りの際にはぜひご参加ください。詳しくは 2026年見晴地区でおこなう夜のイベントのお知らせ(8月) をご覧ください。
さらに、尾瀬沼ビジターセンターでは、9月の五連休に合わせて「シルバーウィーク特別企画」を実施します。歩荷さんのトークショーや山小屋スタッフさんからのお話、特別テーマのスライドショーなど、楽しい企画が満載です。尾瀬沼地区にお泊まり予定の方はぜひご参加下さい。詳しくは【尾瀬沼ビジターセンターのイベント情報】(シルバーウィーク特別企画)をご覧下さい。
※荒天時等はイベント内容の変更や中止となる場合があります。ご了承ください。
尾瀬沼へ至る登山道は、一部破損した木道などが見られます。特に濡れた木道は滑ることがありますので、お越しの際は、足元をよくご確認いただき、スリップによる転倒などに十分注意をお願いします。
【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
ご寄付をいただいた方にオリジナルのバッジを差し上げています。
2026年「第四弾」は、尾瀬沼の盛夏シリーズです。

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