- 尾瀬沼ビジターセンターブログ
- 2026.07.11
2026年7月11日-尾瀬沼ビジターセンターより(尾瀬沼 夏のラン祭り)
■天気:晴れのち曇り
■気温:21.8℃(9時)27.9℃(昨日の最高気温)14.0℃(今日の最低気温)
いつも当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
今日は週末ということで、普段は静かな尾瀬沼が賑わっています。
天気予報では曇り時々雨ということでしたが、今のところ雨の様子はありません。日差しと青空が見える、快晴の尾瀬沼となっています。とはいえ、山の天気は変わりやすいので、お越しになる際には、雨具を必ずお持ちください。
【大江湿原の様子】

木道沿いにもあるニッコウキスゲは、一日一日と確実に増えてきています。まもなく見頃を迎えることでしょう。
【大江湿原と三本カラマツ】

気温が急に上がったせいか、新しいお花たちが一斉に咲き始めました
その中から今日は、尾瀬沼付近に咲いているランの仲間たちをみなさまにご紹介します。
【ハクサンチドリ】

ハクサンチドリは、ラン科ハクサンチドリ属の多年草の高山植物です。大江湿原にもビジターセンター近くにも咲いています。色に個体差が大きく、紫色の濃いものや薄いもの、赤みの強いものとバリエーションが豊かで、まれに白いものも見られます。ノビネチドリも少し前までたくさん咲いていましたが、もうほぼ終わりとなったようです。
【ミズチドリ】

ミズチドリは、ラン科ツレサギソウ属の多年草です。大江湿原の木道から少し離れたところに咲き始めました。固まって咲いているため、その付近はとても白さが鮮やかとなっています。
【サワラン】

サワランはラン科サワラン属の多年草です。別名アサヒランとも言われ、紅紫色の花をつけます。大江湿原と尾瀬沼北岸、沼尻湿原に多く見られます。
【トキソウ】

トキソウはラン科トキソウ属の多年草です。サワランと同じ時期に同じような環境で咲くためよく比較されますが、トキソウは淡いピンク色(朱鷺色)で上向きに開き、サワランはうつむき加減に半開きで咲きます。
【ネジバナ】

ネジバナはラン科ネジバナ属の多年草です。このお花を見たことのある方は多いのではないでしょうか。平地にも咲くネジバナは、尾瀬沼でも見られます。それぞれの個体をよく観察すると、右ねじれ、左ねじれ、または途中でねじれが変わっているもの、ねじれていないものなど、とても不思議な花の付き方をしています。
【ヤナギラン】

少し気の早いヤナギランがもう咲き始めましたが、実はヤナギランはランの仲間ではありません。
ヤナギランはアカバナ科ヤナギラン属の多年草です。細長い葉が柳のようで、鮮やかなピンク色の花がランのように美しい姿をしているから、ヤナギランと名付けられたと言われています。
尾瀬沼周辺には他にもランの仲間がたくさん咲いており、ホソバノキソチドリ、コバノトンボソウなど、たくさんのランが皆さんをお待ちしています。7月は尾瀬沼でもっともお花が多い時期です。ぜひ尾瀬のお花をお楽しみにいらしてください。
【お知らせ】
7月24日(金)19時より見晴休憩所にてスライドショーを開催する予定です。見晴地区にお泊りの際にはぜひご参加ください。詳しくは 2026年見晴地区でおこなう夜のイベントのお知らせ(7月) をご覧ください。
なお、尾瀬沼地区宿泊者の方々にお楽しみいただけるよう、金・土・祝前日に開催される夜のイベントの開始時刻を7月は普段の19時から19時30分へと変更しております。詳しくはこちらの 7月の夜のイベントのお知らせ をご覧ください。
※荒天時等はイベントを中止する場合があります。
尾瀬沼へ至る登山道は、一部破損した木道などが見られます。特に濡れた木道は滑ることがありますので、お越しの際は、足元をよくご確認いただき、スリップによる転倒などに十分注意をお願いします。
【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
ご寄付をいただいた方にオリジナルのバッジを差し上げています。
2026年「第三弾」は、尾瀬沼の夏シリーズです。
○バッジタイプ:オコジョ、ニッコウキスゲ、三本カラマツ
○マグネットタイプ:オコジョ(夏)、オコジョ(冬)、ヤマネ

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