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  • 尾瀬沼ビジターセンターブログ
  • 2026.07.05

2026年7月5日-尾瀬沼ビジターセンターより(夏山開きを迎えた会津駒ヶ岳)

■天気:曇り
■気温:17.0℃(9時)20.5℃(昨日の最高気温)9.3℃(今日の最低気温)

ブログをご覧のみなさま、こんにちは。

薄曇りの大江湿原では時折青空が見え、晴れやかな気持ちとなります。緑の湿原の中でゆらゆらと揺れるコバイケイソウが風景に良いアクセントを加えています。

【本日の大江湿原】

さて、昨日7月4日は会津駒ヶ岳の夏山開き、本日7月5日は燧ヶ岳の夏山開きとなり、尾瀬全体で多くの人たちでにぎわっています。

【夏山開きの様子】

7月4日 会津駒ヶ岳夏山開きの様子
7月5日 燧ヶ岳夏山開きの様子(尾瀬沼ビジターセンター前)

会津駒ヶ岳の滝沢登山口では朝6時からの記念バッジの配布とお赤飯の振る舞いを前に、100人近くの方が列を作って待っていました。尾瀬沼ビジターセンター前では尾瀬沼地区に宿泊された皆さんが記念バッジを手にして、燧ヶ岳を目指していました。

【夏山開きと入山口啓発活動】

会津駒ヶ岳夏山開きにあわせて、尾瀬ボランティアとともに登山道についての情報提供や登山の際のマナーやルールについての入山口啓発活動を行いました。早朝からのボランティア活動へのご協力、お礼申し上げます。

尾瀬ボランティアでは尾瀬の保護と、適正利用の両立を図るため、入山口啓発活動の他にも巡回・清掃活動、外来植物の除去、植生保護柵設置・撤去、自然解説活動など様々な活動を行っております。詳しくはこちらをご参照ください。

【配布された記念バッジ】

夏山開きの際、桧枝岐村で配布された今年度の記念バッジのデザインです。ハクサンコザクラとワタスゲが描かれ、夏の尾瀬の山らしい雰囲気が伝わってきます。

【記念バッジのモチーフ】

駒の大池

記念バッジのデザインのモチーフとなった駒の大池とその周りで咲き始めたハクサンコザクラの様子です。年によって見頃に変動があるので、断言は難しいのですが、7月中下旬になるとより一層花数が増えて湿原を淡い紫色に染め上げることでしょう。ハクサンコザクラと駒の大池の景色を眺めながら、滝沢登山口から3時間ほどの登り道の疲れをゆっくりと癒やしましょう。

【登山道のお花】

ハクサンコザクラの他にも、会津駒ヶ岳ではたくさんのお花が見られます。

①ハクサンコザクラとともに、夏山開きを告げるのはこちらのイワイチョウ。葉の形がイチョウの葉のようにも見えることから名前の由来となっています。

②高山植物の代表格ともされるチングルマ。ごく希に花びらがピンク色のタテヤマチングルマと呼ばれることもある株が見つかるかもしれませんので、湿原の中をよく探してみましょう。

③森林限界が近づくと、圧巻のベニサラサドウダンが出迎えてくれます。稜線上でもたくさん見られ、濃い朱色が目を引きます。その他森林内ではマイヅルソウ、ゴゼンタチバナ、アカモノ、イワカガミなどが多数見られました。

④駒の大池から大津岐峠にかけてはハクサンフウロが咲き始めています。稜線下の急斜面では他にもコバイケイソウやシナノキンバイの群生が一面に広がっていました。

【登山道の状況について】

駒ヶ岳山頂より中門岳方面を望む

最後に会津駒ヶ岳の登山道の状況についてお送りします。

滝沢登山口から会津駒ヶ岳山頂にかけての登山道は、登り始めの20分ほどが行程で一番の急坂となりますので、最初はゆっくりとお進みください。中間地点の水場では冷たい清水が流れていますので、休憩の際にお役立てください。

会津駒ヶ岳山頂から中門岳への稜線は一部残雪が見られる箇所があります。ストック等を活用してバランスを取りながらお進みください。なお、ストックを湿原に突きながら登山をされる方が散見されました。湿原の自然環境は非常に脆弱なため、湿原や高山植物をストックで突くことの無いよう、十分お気をつけください。

会津駒ヶ岳から大津又峠にかけての稜線は一部、岩場や足元が細い箇所がありますので、足元にお気をつけてお進みください。

大津又峠からキリンテ登山道にかけてはつづら折りの緩やかな道が続きます。登山道上の倒木は処理されていますが、一部倒木により登山道がふさがれているため、う回路が設けられています。ピンクテープの案内に従って歩きましょう。

その他、登山道の状況についてはこちらの尾瀬情報<2026年7月4日会津駒ヶ岳の様子>をご覧ください。

【お知らせ】

7月24日(金)19時より見晴休憩所にてスライドショーを開催する予定です。見晴地区にお泊りの際にはぜひご参加ください。詳しくは 2026年見晴地区でおこなう夜のイベントのお知らせ(7月) をご覧ください。

なお、尾瀬沼地区宿泊者の方々に夕焼けをお楽しみいただけるよう、金・土・祝前日に開催される夜のイベントの開始時刻を7月は普段の19時から19時30分へと変更しております。詳しくはこちらの 7月の夜のイベントのお知らせ をご覧ください。

※荒天時等はイベントを中止する場合があります。

尾瀬沼へ至る登山道は、一部破損した木道などが見られます。特に濡れた木道は滑ることがありますので、お越しの際は、足元をよくご確認いただき、スリップによる転倒などに十分注意をお願いします。

【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
ご寄付をいただいた方にオリジナルのバッジを差し上げています。
2026年「第二弾」は、尾瀬沼の初夏シリーズです。(バッジタイプ:ウグイス、コバイケイソウと燧ケ岳、ワタスゲ、マグネットタイプ:ミズバショウ、オコジョ)

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