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  • 山の鼻ビジターセンターブログ
  • 2026.07.03

2026年7月3日-山の鼻ビジターセンターより(至仏山の様子)

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お出かけの際には、尾瀬保護財団HPの2026(令和8)年シーズンについて | 尾瀬保護財団をご確認お願いします。
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■天気:曇り

■気温:21.6℃(最高気温)13.9℃(最低気温)

ブログをご覧の皆さま、こんにちは。
昨日からの雨はあがり、今朝の尾瀬ヶ原は雲のベールに包まれ、雨を吸い込んだ湿原の優しい息吹を感じることができました。
本日は、先日の梅雨の晴れ間、朝露がまだ葉を濡らす早朝、東面登山道から至仏山を登ってきましたので、その様子をお届けします。

【登山道の様子】

山ノ鼻から至仏山東面登山道を登り始め、森林限界を抜けると目覚めたばかりの静謐(せいひつ)な尾瀬ヶ原を見渡せました。昇ったばかりの朝陽が燧ヶ岳のシルエットを鮮やかに浮かび上がらせていました。

山ノ鼻から至仏山山頂に至る東面登山道(上りの一方通行)は、滑りやすい蛇紋岩の岩稜が続きます。至仏山山頂から小至仏山の間は気持ちのよい稜線が続きますが、蛇紋岩のガレた登山道となりますので気を抜かず慎重に進みましょう。

【咲いている花】

東面登山道を高天ヶ原まで登ると、一面の花畑になります。色とりどりの高山植物たちが優しく出迎えてくれます。中でも、険しい疲れを癒すように咲くホソバヒナウスユキソウ。至仏山の厳しい蛇紋岩地帯に寄り添い、自らの姿を変えて生き抜いた蛇紋岩変形植物の一つです。

さらに登り進めると、至仏山を代表するオゼソウが咲いていました。この花は蛇紋岩地となる至仏山や谷川岳、北海道の天塩山地などでのみ生育する蛇紋岩残存植物です。

お花畑の草むらの陰でひっそりと咲いていたのはクモイイカリソウでした。蛇紋岩変形植物の一つです。葉に赤い縁取りがあるもの(写真右)と、縁取りがないもの(写真左)を見つけることができます。

小至仏山から下りてきた登山道わきでは、雪が解けたあとの瑞々しい地面から、ミツバノバイカオウレンがそっと顔を覗かせていました。ミツバオウレンの純白とは少し違う、雄しべがほんのり赤く色づいているのが特徴です。

小至仏山から下りてきて一息つくと、白と黄の花畑の中にいました。ハクサンイチゲとシナノキンバイが梅雨の晴れ間の陽ざしを喜ぶように輝いていました。

この他、ジョウシュウアズマギク、イブキジャコウソウ、タカネシオガマ、ムラサキタカネアオヤギソウなど尾瀬ヶ原にはない孤高の主役たちと出会うことができました。

【似ている花】

東面登山道で優しく咲くユキワリソウ。小至仏山とオヤマ沢田代の間で可憐に咲くハクサンコザクラ。よく似たふたつですが、葉のふちが裏に曲がるのがユキワリソウ。表に曲がるのがハクサンコザクラです。厳しい冬を越えて咲く愛らしい色彩が心に残ります。

至仏山の東面登山道を登ると、息をのむ絶景が広がります。雪解け後の雨の季節、いまこの瞬間しか見ることのできない瑞々しい花たちが咲き誇っています。
きちんと計画を立て、装備を整えたら、まだ見ぬ感動が待つ至仏山へ、一歩を踏み出してみませんか。

現在、至仏山登山道に残雪はありません。その他、至仏山登山については、【6/20開山】至仏山登山について をご確認ください。

尾瀬は山岳地帯です。天気により気温が大きく変わります。重ね着をして、気温に合わせて調節できる服装で、また必ずレインウェアを持参してお越しください。

尾瀬山の鼻ビジターセンター 新倉

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○八木沢道は八木沢橋の破損により通行止めです、ご注意ください。
☆公衆トイレのご協力金としていただいているチップに、PayPay(電子決済)が使えます。
どうぞご利用ください。
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山の鼻ビジターセンター窓口にて、ご寄付をしていただいた方にオリジナルのバッジ・マグネットを差し上げています。2026年「第二弾」は「夏の彩り」です。

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