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  • 尾瀬沼ビジターセンターブログ
  • 2026.06.22

2026年6月22日-尾瀬沼ビジターセンターより(巣立ちの季節)

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尾瀬では、まだ営業を開始していない施設や閉鎖している施設があります。
お出かけの際には、2026(令和8)年シーズンについて | 尾瀬保護財団へ確認をお願いします。
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■天気:曇り時々雨
■気温:14.6℃(9時)19.7℃(昨日の最高気温)12.8℃(今日の最低気温)

ブログをご覧のみなさま、こんにちは。

昨日に引き続き、尾瀬沼周辺は雨が降ったりやんだりを繰り返し、しっとりとした空気が漂っています。少しだけ風も強く、散策の際は羽織るものが欲しい、そんな空模様です。

【本日の大江湿原】

大江湿原を見渡すと、鮮やかなレンゲツツジ。緑の湿原に白く浮かぶコバイケイソウ、足元に咲き乱れるスミレと沢山の花々を見ることができます。そんな花々に隠れて夏を待ちわびている植物を紹介します。

【ニッコウキスゲの蕾】

例年7月中旬に見頃を迎えるニッコウキスゲの蕾が少しずつ増えてきたように感じます。こちらの蕾は少し黄色くなりつつありますが、他の蕾はまだ薄黄緑色で小ぶりなものがほとんどです。

【シュートのお話】

湿原で足元を見ると、放射状に広がる葉の塊、コオニユリの初夏の姿を見つけました。茎と葉をひとまとめにした単位を「シュート」と呼び、多くの植物は新しいシュートを増やしつつ、個々のシュート自体を伸長させ、植物体を生長させています。一方、コオニユリは、個々のシュートを伸ばす前に多くのシュートを準備しておき、夏になるとそれらを一気に成長させることで植物体を大きくしていくようです。

【この植物はなんですか?】

今の季節、「この植物はなんですか?」と私たちが窓口やミニツアー中に声をかけられることが多いのは、こちらのヤマドリゼンマイです。同時によく聞かれるのは「食べられるんですか?」の質問です。大昔は尾瀬に出入りする人々の間で食されていたこともあるようですが、現在は尾瀬国立公園内での動植物の採取は御法度ですのでお気をつけ下さい。

【ヤマドリゼンマイの胞子葉】

お花を咲かせ種子を残す、いわゆる「種子植物」に対して、ヤマドリゼンマイなどは「シダ植物」と呼ばれ、種子ではなく「胞子」で子孫を増やす特徴を持っています。ヤマドリゼンマイの場合は「栄養葉」のほかに、「胞子葉」と呼ばれる特別な葉を持ちます。この胞子葉をよく見ると「胞子のう」という小さな袋状の粒々が見られ、この中から胞子が放出される仕組みを持っています。

【キセキレイ】

尾瀬沼ビジターセンター周辺ではキセキレイの姿をよく見かけます。山小屋の軒下など数ヶ所で子育てが行われているようです。

【キセキレイの巣立ち(6月18日撮影)】

そして、ついに巣立った幼鳥の姿を見ることができました。まだ羽毛の色も淡く、足取りもおぼつかない様子もありましたが、親鳥に必死に餌をねだりたくましく生きていました。これからの季節、尾瀬以外の場所であっても町中で、公園で、野山で巣立ったばかりの幼鳥を見かけることがあるかと思いますが、人が幼鳥の近くにいると、親鳥は警戒して幼鳥に近づいてきません。そっとその場を離れましょう。

あわせてヒナを見つけた(公益財団法人日本野鳥の会のページ)をご覧下さい。

【お知らせ】

6月26日(金)19時より見晴休憩所にてスライドショーを開催する予定です。見晴にお泊りの際にはぜひご参加ください。

詳しくは【尾瀬沼ビジターセンターのイベント情報】(見晴地区)をご覧ください。

※荒天時等はイベントを中止する場合があります。

6月27日(土)13:00~14:30、尾瀬国立公園の麓、檜枝岐村の施設「ここのはパーク ミニ尾瀬アートエリア」にて、尾瀬の麓で尾瀬を知ろう!と題し、自然とのふれあいイベントが開催されます。
内容は、ここのはパーク ミニ尾瀬アートエリア内の武田久吉メモリアルホールにて尾瀬の自然保護の歴史にふれるとともに、ミニ尾瀬アートエリア内を散策し尾瀬の自然についてふれます。

詳しくは「尾瀬の麓で尾瀬を知ろう!」をご覧ください。

【アクセス】 
※沼山峠口
 御池~沼山峠間のシャトルバスは、現在運行中です。詳しくは、会津バスホームページ にてご確認ください。
※大清水口
 大清水~一ノ瀬間の低公害車は、現在運行中です。詳しくは、片品村役場ホームページにてご確認ください。

尾瀬沼へ至る登山道は、一部破損した木道などが見られます。特に濡れた木道は滑ることがありますので、お越しの際は、足元をよくご確認いただき、スリップによる転倒などに十分注意をお願いします。

【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
ご寄付をいただいた方にオリジナルのバッジを差し上げています。
2026年「第二弾」は、尾瀬沼の初夏シリーズです。(バッジタイプ:ウグイス、コバイケイソウと燧ケ岳、ワタスゲ、マグネットタイプ:ミズバショウ、オコジョ)

尾瀬沼ビジターセンター

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